Friday 27 July 2012

arban star

なでしこに続き、昨夜はサムライブルーがやりましたね!無敵艦隊スペイン撃破!
日本のボール奪取にどよめくスタジアムを味方につけ、久しぶりにハラハラドキドキの試合展開。今朝"グラスゴーの歓喜"のニュース、ハイライトをあらためて見、朝から再び興奮冷めやらぬ状態で、いつもより背筋が伸びてる感あり。オリンピック期間続くといいな~この盛り上がり!
夏の蒸し暑さはちょっと辟易感否めないけど、この熱さばかりは続いてほしいです!

さて話変わりまして、こっちはかなりcooling。
昨日、銀座のリコーギャラリー"RING CUBE"にお邪魔してきました。星をテーマにした企画展「都会の星」。なんて魅力的な企画なのだと、開催中と知ってすぐに来たんですが、今月29日までとギリギリセーフ。

中に入ると、東山正宜さん撮影の星々と都会のランドマーク。まるで夜空に刺繍を施したような綺麗な曲線(肉眼で見ると星もただの光の点ですが、カメラの撮り方によって星や月の光跡を写すことができるらしいのです!この光跡がレコード盤の筋のように見事!)、都会の景色と相まって、写真が残す星と時間が織りなす風景には、いつも自分が目にしているものとは思えない街が、空が、そこには沢山ありました。静止画なのに躍動感に溢れていたのは、見ていて不思議な感覚です。
都会でも結構星って見えるんだよ、という話は以前からよく聞きますが、光跡を描いた写真を見ると北極星を中心に回っている様子が一目でわかり、とても神秘的。宇宙の秘密を垣間見た、覗き見たそんな感じ。特に銀座和光のてっぺん部分と、北極星のコラボレーションには驚きです!(HPで見れるので、もしよかったら)
また写真の横には、控えめに、ほんとに控えめに石井ゆかりさんの言葉も添えられており、それがまたストーリーを感じるようで、同じ空なのに異なる空、生きている星に対する親近感がより一層湧いてきます。思わず石井さん著の本も購入。「星をさがす」。

そういえば、ずっと星を撮りたいな~って思って一眼買ったんだったと思いだしまして、ちょっと今夏は星撮影チャレンジしようかと!普通に星を見る天体観測もしたいから、オリンピックもあるし、今年の夏は寝不足避けては通れないかも。
嬉しい夏計画!


都会の星
http://www.ricoh.co.jp/dc/ringcube/event/urban_star.html


なんとなく以前 撮ったことがあるな~と探し当てた二枚。
いつかの国立競技場からの月と、いつかの金星と木星。

Monday 9 July 2012

夏風邪。


我が家のクイーン、アメリ。
 青空の頼もしい梅雨の小休止ですが、暑い日が続きますね!みなさん体調はいかがでしょう?我が家の猫さんたちもこんな感じで昼間はぐったりモード。

ワタクシはと言いますと、先週あたりから喉を痛め始め、微熱に鼻水…と。全然寝込むほどではないので医者もいかず自然治癒を目指し!のんのんと過ごしていたんですが、ここ数日咳も出始め、ないより喉の痛みでまともに物を飲み込めない!! 声も出せない!!!となってしまい、治るどころか負のスパイラル〜。
このままではマズい!とさすがに思い、駆け込みで耳鼻咽喉科に。

早速喉見てもらい『喉の奥が腫れてますね〜。おそらく風邪でしょう。あまり喉は強くないみたいですね。結構敏感でしょう?』、とお医者さんから言われまして。そうなんですよね、前々から思っていはいましたが、結構喉を傷めやすい。風邪を引く時もほとんどが喉から。がやがやした空間で長い間大きな声で会話したりしていても、すぐに喉が痛くなる(これは関係あるかな?)。声の出し方とかも、あらためて勉強しなくちゃいけないですね!喉に負担がかからない喋り方、声の出し方。そういえば、さっきWOWOWでやっていた番組のゲストで声優の三石琴乃さん登場(セーラームーンで主人公の声を担当されていた方!)。あの名セリフ『月に代わっておしおきよ!』と生声でやられていたのですが、画面を通しても伝わってくる声圧や声量が凄かった!!!

とにかくまずは喉とともに、夏に向けて体力向上。
沢山食べて、沢山寝て。
2012夏、楽しみましょ。

我が家のプリンセス、ひめちゃん。

Friday 6 July 2012

ふたり

ふたり「コクリコ坂から・父と子の300日戦争・宮崎駿×宮崎吾朗」。

レンタルDVDで気になり、思わず手にし見てみました!
ジブリ作品は小さい頃から数え切れないほど見ているし、ある意味ジブリを見ながら育ってきた!といってもいいぐらいなのですが、やはり裏側、製作側はすごい。

昨年公開になった「コクリコ坂から」の製作裏側をドキュメント。
以前NHKでも放送していたもので、それをDVD化したものなのですが、息子であり監督である宮崎吾朗さんと、父であり脚本を担当した宮崎駿さんの"親子"という姿がクローズアップされ、テーマとなっているだけに、製作裏を見た!という感動以上のものがありました。

「ゲド戦記」で初監督をした吾朗さんの経緯、それは三鷹にあるジブリの森美術館の設立のプロジェクトを任された!(当時は建築の仕事をしていたんだそうです。)ことからジブリを関わっていくことに。いくら駿さんの息子とはいえ、全くアニメーションの仕事をやったことがないゼロからのスタート。吾朗さんの素質を見抜き(吾朗さんにはイメージが見えている!と仰っていまいたよ)、大役を任せてしまう鈴木プロデューサーもこれまた凄いのですが、こういう道程だったのか・・・と長らく気になるところでもあったので、少しもやもやが晴れた清々しさ反面、「ジブリだからやっているんだ。」と言った吾朗さんの言葉に込められた覚悟には、並々ならぬ覚悟も感じました。吾朗監督決定後も駿さんは反対し続けていたそうで、その中で吾朗さんが駿さんを納得させるために見せた映画のモチーフになる"絵"があるんですが、その絵を見た瞬間、一枚の絵に宿る思いの濃さがズシンと伝わってきたのは一番の衝撃でした。(そういえば、まだちゃんとゲド戦記見ていないので、見なくては!)

ジブリというブランド、駿さんという偉大な父を持つことでのプレッシャー。
一代目の名前から脱却し、独立して認められる難しさ。
でも親子だからこそ、クリエーションの場で華ひらくことがあるのかなと。

話は変わりますが、先日の某商品発表イベントにてギタリストのCharさんと息子さんのJesseさんの共演を見たんです。なんというか、好みも感覚も言わずもがなで通じ合っている二人の距離感というのは、やっぱり親子なのだからだな~と思うところあり圧巻のステージでした!
親子というより、すでに男同士!という感じでもあったんですけどね、でもそれが父子の理想なのかもしれないです。

話はちょっと逸れましたが、そう宮崎親子で言えば、製作途中全く交わらないようにしている風景が番組内でも多々出てくるのですが、途中衝突し罵り合いながらも、いずれにしても同じベクトルを向いている。今は長年の経験の分だけ、駿さんの方が引き出しが多いんだろうな~ということはあるのでしょうが、吾朗だからこそのアクセントもある。
その結晶が「コクリコ坂から」なんです。コクリコ坂からの絵コンテはすべて吾朗さんの手描きなんだそう。

ひと場面ひと場面へのコダワリや、キャラクターのちょっとした表情の違いというのも、一枚一枚手描きで描き続けているジブリだからこその魅力。ちゃんと引き継がれています。

駿さんも、もう70歳。
その年齢まで情熱を一身に向けられる現役であり続けることは自分にとっての目標でもあります。
コクリコ坂から完成後、最後に皮肉っぽく「もうちょっと脅かしてもらわないと!」なんて駿さんは言っていましたが、それもなんだか駿さんらしい。ちゃんと吾朗さんが後ろから追ってきてますよ!
そんな現在のジブリが垣間見れます。たぶんもっとジブリが好きになりますよ。是非。


p.s.
そういえば自分も2世(?)少なからず影響は受けている中で、近い世界に身を置こうとはしてますが、まだまだ。駿さんの言葉「血反吐を吐くぐらいやって、やっとアイデアが浮かんでくる。それでもそうじゃない奴がほとんどなんだ。」は納得。暗中模索の中でも、やってみる。迷いながらではありますが、ブレずに。