Sunday 21 July 2013

all at sea


部屋の中には、結構"海"ものが多い。
写真集や映画、本、絵、記事のスクラップ…不思議と惹かれ、少しずつ増えていった。それでも、ビーチ…というのにはあまり縁がなくて(良い思い出もあまりないので笑)美しいビーチ!パラソル!海の家!って言われても右から左に『へ〜』っと流れていってしまうのに、海の中は別。本当にビーチと海は別モノだと思ってます!
いつの日か海洋生物研究をしたいなと、幼いながらにも思っていたくらいで、さすがにこちらは聞くだけで気持ちが萎えてしまう"理系"と解った段階で早々に断念してしまいましたが、遠くない将来、思い切り飛び込んでみてもいいのかなぁと、ちょっと思ったり。人が覗くことのできない世界だからこその神秘。見ちゃいけないからこそ、見たくなる…そんな心理に似ているのかも!?

とはいえ、やっぱり海はイイ。肌で感じる夏のはじまり。
逗子での友人との合流も兼ねて、せっかくだからと葉山、江ノ島まで早朝から足を伸ばし、プライベートビーチ気分を味わったり、お世話になった人のところでランチ(鎌倉のcallejero)を楽しんだり、行ってみたかったギャラリー(江ノ島にあるGALLERY AAA)を覗いたりとかなり満喫でした。誰かと一緒ならこんなに動きはしないですが、aloneだとsuper active!!!
そういえば、おそらく小学生ぶりの江の電。あの行方には乗っていながら、かなり驚き。気付けば、なんだか住宅の裏側にまで侵入していて、気付けば、車道も走っていて…とおそるべし江の電。車との譲り合いのスムーズさは地元ならではだな〜と。もちろん綺麗なシーサイドも通るし、トロッコ列車のようなちょっとしたアトラクションのよう。あえて平静を装ってましたが、心のうちは相当のはしゃっぎっぷり。1日分の体力使い切り、ばたんきゅう。

海の近くに住む、ということもなんだか理由がわかってきた。…ような気がします。
なので、今度はビーチでゆっくりと。海でぷかぷか。
Good Musicも携えて。Floating sound。
そんな意味でのタイトル、all at sea。(本当の意は、五里霧中ということらしいですが!)


anyway, have a nice summer time!!!




Thursday 11 July 2013

SKETCHTRAVEL in Tokyo

7日まで渋谷ヒカリエのギャラリーにてSKETCHTRAVELの展示が行なわれていました。
もちろん一点モノのスケッチブックはオークションにて既に誰かの手に渡っているので原画展!でなかったのですが、額縁の中でみる絵は本を開いて見るのとはまた違った味。 約2年近く前にフランスから取り寄せたときも、こういう風に沢山の方が集まって、夢のあるものを誰かの役立つものに変えていく…単純に凄いなぁと思っていました。
ギャラリー内では展示だけでなく、このプロジェクトの矛先だった発展途上国での学校設立の様子や、現在も続けられている支援のことなどについても知ることができました。"Room to Read"という子供たちの教育の和を広げていくNPO団体と連携し、学校や図書館の建設だけでなく、現地のアーティストを発掘し本の出版する…なんていうこともしているそう。SKETCHTRAVEL自体が、"繋がる"こと(Artist to Artistで必ず手渡し!)を絶対としていただけに、アート→支援へと無理なく気持ちよく繋がっていく良い形だなぁと感じています。
プロジェクトスターターでもあるPIXARの堤大介さんは現在公開中のモンスターズ・ユニバーシティ(これ良い映画だった!)でもエンドロールにてでかでかと名前が乗っている方!!! 勝手にいつかお話できたらな〜なんて思っているのですが笑。
すでに展示は終わってしまっていますが、まだ見たことないなってかたは是非SKETCHTRAVELのアートブックを手にしてみて下さい。日本語版、本屋さんに置いてますよ!僕のはフランス語版ですがね…フフフ。


Wednesday 10 July 2013

piano concerto.


先日まとめて入れちゃえ〜と思ってレンタルしたDVDの中に「僕のピアノコンチェルト」というのがあった。途中途中で流れてくる音楽を聴いているだけでも、もしくは子供とおじいさんの仲睦まじさを観ているだけでも、気持ちのいい映画。
きっとこういう境遇の子供って結構いるんだろうな〜と、まぁあまりにも自分とはかけ離れているので?そんなことを考えながら観ていたんですが、あるシーンが見終わってからもポツンと頭に心に残っていました。

「決断をするときには、ときに大切なものを手放さなければならない。」

天才的な頭脳とピアノへの天賦の才能を見せる少年が、幼くして人生の岐路に立ってしまったときに彼のおじいさんと二人歩きながら、こんな言葉をもらっていた。
少年にとってはピアノを弾くこと。天才であるがゆえに周囲の期待も大きくて、どこかで耐えられなくなってしまう。楽しいことも、そうでなくなる。
逆に一度手放すことによって、また新たな距離感で出逢い、良い関係を築いていけるのかもしれない。実際に映画の中はそうなっていましたよ。まだまだ自分には手放すほど思い詰めたものも、周りから期待されていることもないですが笑、なんだか大切にしたいLINEだったなと。

このおじいさん、言うこともやることも、粋。
そういう格好イイおじいさん出てくる映画が好きなんです。
もしかしたら、いつかの理想像なのかも笑。

Monday 8 July 2013

because of rain



please, don't stop the rain... 

Sunday 7 July 2013

July.7th


気付いたら凄い雨。束の間の夕立。
西の空にだいぶ雲がかかってるし、七夕の今夜は曇りかな…なんて思っていた最中の出来事。それでもここ数日間の蒸しっとした、今年の日本の夏を予感させる暑さが続いていたので、なんだか気持ちのよい時間だったな!という気も。丸腰だったので濡れても何ら問題はなく、とりあえず唯一持っていたカメラだけは守ろうか…と思ってはみたものの、たかが雨に濡れて壊れるような甘ちゃんじゃないだろう!と降りしきる雨を見方に。
東京も梅雨明けをしたようで、そろそろ紫陽花も終わりの季節。けれど、まだまだ先ほどのような降雨の中でも咲き誇っている彼らをみると、何だか嬉しくなる。雨でも、雨だからこそ、立派に凛々しく。ちょっと手荒くされても傷つかない変わらない美しさ。そんな紫陽花の持つ強さは、見習いたいもの!やっぱり一番大好きな花。逞しい。

そして夕立も過ぎ、空を見上げると真夏の入道雲ような塊、発見!!
あまりに逃げ足が早くて、あっという間に目の前から消えていってしまいましたが、ダイナミックな雲の動き、夏ももうすぐそこです。

暑。
はじまり見舞い、申し上げます。

p.s.
そういえば、七夕。織り姫と彦星は恋人ではなく、夫婦なんだそう。知ってました?
なんでも結婚してお互いの仕事が疎かになってしまい、天の怒りを買って二人は引き離されてしまったとか…。可哀想ではあるんですが、まぁ目の前のことをまずはしっかりとやろう!という教訓ということで(^^) 今夜ぐらいは逢えるといいのだけど。密かに思う、そんな願い事。