先日行ったのが、汐留ミュージアムで行なわれている『ジョルジュ・ルオー I ♥ CIRCUS展』。
彼の生涯の作品の中で、サーカスをテーマにしたものが1/3を占めているそう。僕の好きなロートレックにもサーカスをモチーフにした作品があるのですが、それだけに焦点を絞って展示をしていることに惹かれて観に行ってみました。
サーカスというので、フランスということもありもっとキャバレーなイメージで、華やかなのかな〜と思っていたら、そうではなく、サーカスというよりは人をより深く濃く描いている印象。ピエロといわれる道化師においても、どこか悲しげで見た目の派手さを描いているのではなく、もっと奥に沈んでいる内面を。そういえば10代のときにアルバイトでサーカス小屋にいたのですが、そのときに見たピエロというのも、見た目の明るさ反面、普段はそんなにピエロっぽくないんだな〜なんて思ったりもしたのですが…笑。色彩豊かなサーカスのイメージも、色を落とせば人間らしさが溢れていて、その人間っていうのも本当は悲しさがエナジーになり生きているのかもしれないのかなと。ゆっくりと絵を見ながら思っていました。
展示会場にはルオーの作品だけでなく、当時のフランスにおけるサーカス事情なんてことも映像で見せてもらえたりと、よりルオーの作品に迫っていける背景も知ることができるので良かったら。
映像の中で、現在も続いている常設のサーカス団元団長のおじいさんが言っているコトバがとても印象的でした。
『サーカスは目を開けて見る夢なのです。』
展示は今日!16日までです〜。
彼の生涯の作品の中で、サーカスをテーマにしたものが1/3を占めているそう。僕の好きなロートレックにもサーカスをモチーフにした作品があるのですが、それだけに焦点を絞って展示をしていることに惹かれて観に行ってみました。
サーカスというので、フランスということもありもっとキャバレーなイメージで、華やかなのかな〜と思っていたら、そうではなく、サーカスというよりは人をより深く濃く描いている印象。ピエロといわれる道化師においても、どこか悲しげで見た目の派手さを描いているのではなく、もっと奥に沈んでいる内面を。そういえば10代のときにアルバイトでサーカス小屋にいたのですが、そのときに見たピエロというのも、見た目の明るさ反面、普段はそんなにピエロっぽくないんだな〜なんて思ったりもしたのですが…笑。色彩豊かなサーカスのイメージも、色を落とせば人間らしさが溢れていて、その人間っていうのも本当は悲しさがエナジーになり生きているのかもしれないのかなと。ゆっくりと絵を見ながら思っていました。
展示会場にはルオーの作品だけでなく、当時のフランスにおけるサーカス事情なんてことも映像で見せてもらえたりと、よりルオーの作品に迫っていける背景も知ることができるので良かったら。
映像の中で、現在も続いている常設のサーカス団元団長のおじいさんが言っているコトバがとても印象的でした。
『サーカスは目を開けて見る夢なのです。』
展示は今日!16日までです〜。
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