先日まとめて入れちゃえ〜と思ってレンタルしたDVDの中に「僕のピアノコンチェルト」というのがあった。途中途中で流れてくる音楽を聴いているだけでも、もしくは子供とおじいさんの仲睦まじさを観ているだけでも、気持ちのいい映画。
きっとこういう境遇の子供って結構いるんだろうな〜と、まぁあまりにも自分とはかけ離れているので?そんなことを考えながら観ていたんですが、あるシーンが見終わってからもポツンと頭に心に残っていました。
「決断をするときには、ときに大切なものを手放さなければならない。」
天才的な頭脳とピアノへの天賦の才能を見せる少年が、幼くして人生の岐路に立ってしまったときに彼のおじいさんと二人歩きながら、こんな言葉をもらっていた。
少年にとってはピアノを弾くこと。天才であるがゆえに周囲の期待も大きくて、どこかで耐えられなくなってしまう。楽しいことも、そうでなくなる。
逆に一度手放すことによって、また新たな距離感で出逢い、良い関係を築いていけるのかもしれない。実際に映画の中はそうなっていましたよ。まだまだ自分には手放すほど思い詰めたものも、周りから期待されていることもないですが笑、なんだか大切にしたいLINEだったなと。
このおじいさん、言うこともやることも、粋。
そういう格好イイおじいさん出てくる映画が好きなんです。
もしかしたら、いつかの理想像なのかも笑。
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