(ってもういまさら遅いけれど…笑)
1ヶ月にも渡るホリデーシーズンもこれにて締めくくり。
25日の朝は嬉しくもJ-waveでラジオの生放送で、1時間の間にこれでもか〜というくらいクリスマスソングをかけちゃいました。
クリスマスよ、ありがとう。また来年!
そんな聖なる季節が始まるころにずっと紹介したいな、と思っていた絵本です。
「ひゃくおんくまんのサンタクロース」
ぶん:もたいひろこ
え:マリカ・マイヤラ
まず、思わず目に飛び込んでくる表紙。
そして思わず手に触れたくなる装丁。
表面に、縦に線がはいっているような凸凹があるんですよね。
これ、すごくいい!!
フィンランドのシュルツ社から出版された一冊なんですが
もたいひろこさんの物語にフィンランドのイラストレーター、マリカマイヤラさんによる絵が合わさった日本とフィンランドの合作でもあります。
もうとにかくマリカさんのクレヨン?で描く絵がユニークで、ひとめ惚れものなんです。サンタの姿なんて、どちらかというと妖精のようでもあり、シンプルだからこそ色合いとか表情が細やかで、ストーリーの魅力を一層引き上げているなぁと。
クレヨンって、こんなに画材だったなんて
小さいころには思いもしなかったけれど
他のものじゃなかなかでない質感ですよね。
ストーリーというのも、また素敵。
本の帯にもあるように、"サンタクロースってほんとにいるの?"というきっと誰もが思うであろう、もしくは素朴すぎて子供たちに聞かれてちょっと戸惑う質問に、そーかそーか!と思わず納得なものがたりとなっています。
(でも、ちょっと大人向けかも!)
なんでもこの絵本は20年もの間、本にされずずっとあたためてきたものらしく、昨年やっとフィンランドから絵本化されたという作品なんだそうです。
サンタの母国も公認!の絵本ということなんですよね。
すごいすごい。
きっと毎年この季節が訪れるとふと頭をよぎる、サンタクロースの不思議。
この本で少しだけ、謎が解けてきたかも。
No comments:
Post a Comment