Wednesday, 12 November 2014

One Big Ball

まさかバスケットボールとは…

スポーツといえばずっと学生時代サッカーをしていて、同じ球技でもテレビ観戦含めてもしかしたらこれが一番縁遠かったかもしれないなと今になって気付く。
が、しかしこのちょっとザラッとした茶色いバスケットボールは僕の目の前に転がってきた。今の仕事であまり意識に入っていなかったスポーツMCというお仕事でしたが、先日NBL(ナショナルバスケットボールリーグ)に属している、"つくばロボッツ"のホームゲームで場内MCとして、携わらせていただきました。
2節分のホームゲームに参戦しましたが、どちらも敗戦(週末に2戦続けてあるので、計4敗)。最初は試合の進行、ルールの把握、選手を覚えることで精一杯でしたが、徐々に試合のペースにも慣れ、試合中のシャウト!にもタイミングを見て言葉を選びながら、MCとしての役割をなんとか形にできることができたのかなと。もちろんまだまだですが!
それにしても、やっぱり負けると悔しくて。選手が一番悔しいのだけど、昨年からの新規参入チームのつくばロボッツ、なかなかチーム状況が思わしくなく、今シーズンもまだ勝ちがなく、リーグ最下位。試合終わって帰りの電車は僕自身も抜け殻のようになってます。

いつの日からか、勝負をすることがなくなってきて、目の前の相手に勝つか負けるかの真剣勝負を挑むことがないこの頃。「落ち込むのは、それだけ真剣だから」と最近読んだ本に書いてありました。真剣だ!なんて考えたこともなかったけれど、そう思うと、自分も真剣に闘って、力の限り声を振り絞っていたのかも。もちろん僕が実際にコートに立ってプレーできるわけではありませんが(体育の時間でバスケが一番苦手だったし…)、またスポーツという舞台に、チームとしての戦いに関われていることにい自然と嬉しさがこみ上げている感じがします。
サミュエル・エル・ジャクソンみたいなヘッドコーチがいて、全くフリースローが入らない外国人プレーヤーがいて、歴史がまだ始まったばかりの碧いチームに関われたのもなにかの縁。専属ではないのでまた次があるかはわからないですが、コート横で少しでも役に立てるように、お客さんが楽しんで試合を観戦出来るように、選手の力になれるように、プロバスケットボールがもっと活性化するように、これをキッカケに自分としてももっとチャレンジしていきたいと思います。
広い世界を見るのだ、ともっともっと自分に言い聞かせて。

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