Friday, 16 January 2015

映画とポスター展。


浅草から、京橋へ。
京橋には東京国立近代美術館の別館として映画を扱ったフィルムセンターがあり、
現在ポスターでみる映画史part2「ミュージカル映画の世界」を開催中。
こちらは日本で唯一の国立映画機関ということで貴重な資料館。

いつpart1がやっていたの?と見逃してしまった感は否めないのですが
何を隠そう、ポスターLOVERとしては嬉しい展示!
昔はよく映画のチラシを映画館で集めては持ち帰って来たな〜と、まだまだ映画界進出!?を夢見ていた頃を思い出してしまいますが、映画+ポスターの相性は本当におもしろい。
今回はミュージカルがテーマなので、往年の"雨に唄えば"から"ウェストサイドストーリー"と名作までズラッと並んでいました。
古いものから順番に見ることができるので、その時代とともにデザインの変化も見ることができます。ほとんどが個人所蔵ということもあってか、紙の経年具合もさらなる味となって、ポスター全体に歴史も価値も高まっているようでした。
オリジナル→日本版という並びもあり、古めかしいレトロ調な日本の一枚もオリジナルとは一線を画すような佇まい。ちょっと艶っぽくてこちらのが意外といいかも?
とにかくミュージカルということでジーン・ケリーとフレッド・アステアの登場はかなりのもの。また、1950年代までは手描きのイラストがほとんど。比べて1960年代以降はまさにアメリカングラフィック!!!という大胆な色使いにタイポグラフィーと大きく変化していきます。
映画の宣伝用として作られたものであっても、予告編とはまた違った魅力のポスター。グラフィックを多様したものもインパクトがあっていいですが、あくまで手描きのイラストを使用したものがやっぱり自分好み。原画作者のキャプションもあったので、しっかりチェックしておきましたよ。

映画のポスターか〜、いいなぁなんて思ったりもしましたが、密かに願っていればいつかそんな話も来るかもと思ってみたり。
さて、こちらは3月29日までの展示です!
映画好き、ミュージカル好きにはオススメです。

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