Sunday, 8 February 2015

swiss design



週末は雪から晴天、そして雨。
立春過ぎて、春に向けて天気の移り変わるスピードもさらに速くなったようで、ちょっと寂しくもあるけれど本格的な春の訪れがとても楽しみ。

さて、先日は新宿は東京オペラシティ・アートギャラリーで開催中のスイスデザイン展へ。ちょうど新聞(sankei express)でも併せてスイスデザインのテーマを扱っていて、オリジナルな作成方法で有名な"FREITAG"の話も興味深く、つられるようにして観に行ってみました。
入ると、目の前に写真の通りの大きいスイスLOGO!!
シンプルだけど絶対的なインパクトのこの国旗は、赤=独立、白十字=自由を表すのだそう。それにしても大半の国旗が長方形な中で、均整のとれた長方形を採用するとは、ここにも永世中立国的な存在。さすがで!
日本との関係性などの時代背景から始まり、どーんと大きく開かれたメインスペースに足を踏み入れると、目に飛び込んでくる数々のデザインたち。現代を代表するカジュアルなFREITAGを始め、ファブリックのChristian Fischbacherや子供用玩具のNaefなど、古くからスイスデザインを支えている伝統や新しい革新が折り混ざりながら展示してありました。
驚いたのはスクリーンやポスターなどもあるなかで、展示も沢山あるのに、全く空間にノイズがない。このスペースに入った瞬間がまさにそうで、みんなそれぞれ異なる作品であるのに、同じような感覚。どこかひとつに繋がるセンス、息吹を感じました。
ひとつの国が持つ文化というのは、きっとそういうものなのかもしれない。
とくに、FREITAGのモニターでストップモーションピクチャーを使ったプロモーションムービーがおもしろくて、あくまでアナログなスタイルは格好良かった!製品にしようしている素材自体がそうだけれど、あらためて商品に至るまでのプロセスを目の前にしてみると、手に持ったときの愛着も違うな〜と思う。

あれもこれも、結構swiss made。
展示は3月29日まで。

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