Wednesday, 30 March 2016

舞台、逆鱗。



これはまたNODA MAPイズム満載な衝撃的な作品でした!

相変わらず阿部サダヲさんの演技はすごいなー、ぶっ飛んでるなーなんて思いながら、井上真央さんの新境地?的なエキセントリックぶりにちょっと驚きニタニタして、池田成志さんはさすがの存在感。テンポ早く進んで行く野田劇場に振り落とされまいと、目と耳をしっかり開けて観ていましたが、あのボリュームどうやって覚えているのだろうか。
セリフ回しがほんとに早いので、たまのジョークも付いていくのがやっと笑。

"人魚"がモチーフということもあって(なぜ"人魚"なのか、あとになってドーンとだいぶ気持ちが揺さぶられる!)、海の中を描いたアンサンブルによる演出があるのですが、これがとても綺麗。アンサンブルの方々が左右に素早く、踊りながら、魅せる海の雰囲気はお見事!のひとこと。人の動きってこんな風にも使えたりするのだな〜と。
友人の黒田キヨシさんもあの中にいるはずでずっと探していたのに、動きが早すぎて、結局見つけられませんでした笑。ごめん!

最後には深い深い深海まで連れて行かれ、しばらくは海面まで浮上できない気持ちになってしまったけど、こんなに綿密な舞台、NODA MAPは観てるこちらも膨大なエネルギー必須。

さて次はなんだろうな。
楽しみ反面、何をしてくるか半分恐怖。

闘う準備、整えます!

Monday, 28 March 2016

Madonna LIVE!!!!!



思い返せばもうすでに1ヶ月以上も前!
マドンナのライブは本当に最高でした。
今までに見たライブの中でもダントツというか、どこを切り取ってもさすがのエンターテイメントで、目なんか瞑っている暇さえないくらい。
とはいえ、見えている景色がこんな位置からというほとんどバックステージ裏!笑
ステージのモニターが全く見えなくてとても残念…でしたけど、それでも抜群のステージングがMadonnnaなんですね〜。マドンナが出ていなくても変わらず楽しめる素晴らしい演出でしたから!




ニューアルバムを冠した"Rabel Heart Tour"ということで、メインはその中から…という感じではあったものの、往年の名曲のVogueやLike A Virgin、Taka a Vowなんかが流れるとやっぱり嬉しい。そう思うと、現在進行形のアーティストであるということ、すごいです。年齢をあらためて聞くと、あのダイナミックなステージで世界を回るなんて本当にタフだなーと思う。

19歳でアメリカの片田舎からたった35ドルほどを握りしめてニューヨークまでやってきた女の子が、いまや世界のポップスター・アイコン。そんなアメリカンドリームを掴むための下積みだって相当なものだったのだろ〜なぁと、なんだか思い巡ったりもしました。

そうそう日本好きのマドンナのライブ!といえば日本人ダンサーがいるので有名。もともとダンサー志望だった彼女なのでダンサーを揃えることにもMJくらい力を入れているそうなんですが、今回は以前NYで会ったことのある、Ai ShimatsuことAiちゃんがツアーに。2010年のころに出会った時には、「アーティストのバックダンサーとして踊りたい!」と言っていたAiちゃんも気づけばBeyonceやPharrel Williamsなど錚々たるアーティストと世界を舞台に仕事をしているんですよね。
なかなかステージまでが遠くて、双眼鏡を見ながらのライブ(初めて!)でしたがしっかり目に焼き付けてたっぷり楽しませてもらいました!エンターテイメントの世界はやっぱりいいな〜


p.s.
5万円のチケット購入しておけばよかったといまでも後悔…。

Sunday, 28 February 2016

絵本のハナシ (2)


絵も文章も、一目で大好きだ!と思った絵本がこちら。

「クジラにあいたいときは」
(原題: if you want to see a whale)
文 ジュリー・フォリアーノ
絵 エリン・E・ステッド
訳 金原 瑞人

カバーを剥がしてみると、こんなインテリアになっているんですね。


ちょっと写真だとわかりづらいけれど
グリーン寄りの紺色生地のテキスタイルに
彫るようにしてクジラの絵が描かれているんです!
こりゃ、やられたぜ!という素敵なデザイン。





多くを語ることなく
これといったストーリーがあるわけではなけれど
エリンさんの描く絵と一緒に
男の子のイメジネーションの海の中で飛び込んでいく感じ。

どうやったらクジラに会えるだろうか・・・
知っていても、なかなか会える身近な生き物じゃないから
思いっきりの想像力を働かせて、クジラに会いに行く。
男の子と一匹の犬との冒険。

とにかくエリンさんの絵が素敵すぎるんですが
これは…版画なのかな?面白いテイストの塗り方をしています。
シンプルなんですが、細かい緻密な描き方。
鉛筆との線の組み合わせが素朴でぴったり。

辿り着く最後のページ。
果たして、クジラにはあえるのか…
ぜひご自分の手でページを捲ってみてくださいね。



Saturday, 27 February 2016

アニー・リーボヴィッツ@TOLOT




まだまだ寒いけれど天気は抜群!ということで
東雲の倉庫地帯にあるギャラリー、TOLOTで開催中の
アニー・リーボヴィッツ「WOMEN: New Portraits」 に!


入り口には素敵な赤い重厚なドア!

六本木の駅からヒルズへと向かう長〜いエスカレーターのところにも
巨大な広告があって、すごい宣伝だ!と気になっていたのでした。

アニー・リーボビッツさんはフォトジャーナリストを経て
肖像写真家となった女性フォトグラファーの方で
名前は知らなくとも、彼女の作品や写真が使われた広告は
一度は絶対にどこかで見たことがあるはず。

たとえば
裸のジョン・レノンがオノヨーコさんを抱きしめている写真とか
デミ・ムーアの妊娠姿のヌードであるとか・・・
最近ではディズニーの世界を写真でリアルに再現したシリーズなど
おもしろい表現もされている方なんですよね。

そんな中で今回は"Women"にフォーカスをしたプロジェクトを展示。

アーティストから活動家、スポーツ選手や学者や教師にいたる
様々な女性が写真に収められていて
パネルボードに画鋲で貼り付けてありました。
(このシンプルな展示の仕方がすごく良かった!)
世界を男と女という二つのカテゴリーに分けるのではなくて
女性だけでもこれだけの多様性があって個性があるのだよ、と
アニーの目線であらためて人と向かい合ってみることができる時間。

展示エリアにはモニターを組み合わせて大きな画面に
写真を表示していたりもして
かなり大きなサイズで見ることもできます。
BGMにはアメリカンなオールドスクールのロックが流れているのもあって
(いた時はなぜかずっとBob Dylan!!)
ちょっと日本じゃない海外のギャラリーの雰囲気も味わえて
その空間にいるだけで心地よい場所でした。

そして何より、アニーさんが格好いい。
オープニング時には来日もしていて
来場者とのディスカッションも行っていたよう。
写真家でもあり母親でもあるアニー・リーボヴィッツ。
きっと、しなやかでエネルギッシュで魅力溢れるひとなんだろうな。

こちらの展示は3月13日まで!
お早めに〜。


p.s. 入場料は無料だし、アンケートを書けば無料のカフェラテもいただけちゃうんですよ。ぜひぜひ。




Monday, 18 January 2016

蜷川舞台、元禄港歌。




先週、こちらの舞台を観劇しました。
「元禄港歌」演出:蜷川幸雄

ほんとうに美しい舞台。
照明や素早い転換後に見られる舞台美術、物語を紡いでいく台詞、折り重なる悲しき宿命など肉厚な背景の上に素晴らしい役者さんが集まっていました。
ここ最近TVでもよく見かけることも多く、なんとも味を出される掴めない(役によって全然違うカメレオン役者!)空気を思っている高橋一生さん。主役食い級の演技がいつも目を引いてしまうんですけど、あらためてその経歴を調べてみたら、なんと…


"耳をすませば"の天沢聖司役の声を担当されていたとか。


知らなかった〜。
そんな高橋一生さんの役どころも、これまでにもまた観たことのない色がある役柄で舞台で見る姿というのもまた違うなと感じた役者さん。
そして段田安則さん、鈴木杏さん、宮沢りえさんというもう豪華この上ないキャスティンウだったんですが、その中でも群を抜いて舞台に重みを加えていたのが…


市川猿之助さん。


あの方の女方はすごいから…と以前から聞いてはいました。
今舞台でも"盲目の女芸人"として、母として、必死に暮らしている糸栄という女性役。大きな忘れられない過去ももっているという非常に深い役どころではあるんですが、その声の出し方といい、所作振る舞いといい、あれは…猿之助さんというより、糸栄本人を見ているようで、美しくもあり、陰影を強く感じるような鬼気迫るものでした。
歌舞伎役者としても常にチャレンジをされている方でもありますが、歌舞伎姿の猿之助さんの姿もぜひ見てみたいなと思います。

蜷川演出、ものすごく揺さぶられます。
36年ぶりに再演、という舞台だそうです!
ご機会あればぜひ。

Sunday, 10 January 2016

2016



謹賀新年。

新しい年のスタート。
年明けは、嬉しいことに日が昇る前からラジオで始まり
たっぷり食べてたっぷり寝て
ここから始まる1年の補給はばっちりできたかなと!

いまいちこれといって目標!!というのはないですが
やりたいことは沢山あるので…
逞しく、ずる賢く、しなやかに
止まらずに走り抜けることがまずは一番。

まるで、サルのごとく。(?)

遅ればせながらの新年ご挨拶です。
今年もどうぞよろしくお願いします。

A HAPPY NEW YEAR.



TAIKI YAMANAKA





Saturday, 26 December 2015

絵本のハナシ (1)

Merry Christmas, Happy Holiday!!
(ってもういまさら遅いけれど…笑)

1ヶ月にも渡るホリデーシーズンもこれにて締めくくり。
25日の朝は嬉しくもJ-waveでラジオの生放送で、1時間の間にこれでもか〜というくらいクリスマスソングをかけちゃいました。
クリスマスよ、ありがとう。また来年!


そんな聖なる季節が始まるころにずっと紹介したいな、と思っていた絵本です。

「ひゃくおんくまんのサンタクロース」
ぶん:もたいひろこ
え:マリカ・マイヤラ



まず、思わず目に飛び込んでくる表紙。
そして思わず手に触れたくなる装丁。
表面に、縦に線がはいっているような凸凹があるんですよね。
これ、すごくいい!!

サンタクロースの故郷でもある
フィンランドのシュルツ社から出版された一冊なんですが
もたいひろこさんの物語にフィンランドのイラストレーター、マリカマイヤラさんによる絵が合わさった日本とフィンランドの合作でもあります。
もうとにかくマリカさんのクレヨン?で描く絵がユニークで、ひとめ惚れものなんです。サンタの姿なんて、どちらかというと妖精のようでもあり、シンプルだからこそ色合いとか表情が細やかで、ストーリーの魅力を一層引き上げているなぁと。
クレヨンって、こんなに画材だったなんて
小さいころには思いもしなかったけれど
他のものじゃなかなかでない質感ですよね。



ストーリーというのも、また素敵。
本の帯にもあるように、"サンタクロースってほんとにいるの?"というきっと誰もが思うであろう、もしくは素朴すぎて子供たちに聞かれてちょっと戸惑う質問に、そーかそーか!と思わず納得なものがたりとなっています。
(でも、ちょっと大人向けかも!)

なんでもこの絵本は20年もの間、本にされずずっとあたためてきたものらしく、昨年やっとフィンランドから絵本化されたという作品なんだそうです。
サンタの母国も公認!の絵本ということなんですよね。
すごいすごい。

きっと毎年この季節が訪れるとふと頭をよぎる、サンタクロースの不思議。
この本で少しだけ、謎が解けてきたかも。