Sunday, 8 May 2016

トンコハウス展×アニメーター峰岸裕和さん

晴天に恵まれていた今年のゴールデンウィークももう終了。
人も車も街には少なく、あらっみんなどこいったんだ?ってくらい
家の周りは静けさがあったけれど、もうすぐそこにはいつも通りの日常。

そんなGWの始まり4月29日には、新橋にあるリクルートギャラリーG8で開催していた
トンコハウス展「ダム・キーパー」の旅のイベントにMCとして参加してきました。以前トンコハウスの堤大介さんに取材をさせていただいたことをキッカケに、今度は堤さんからお声を掛けていただいてやらせてもらうことに。
この"こま撮りイベントPART2 "(前回のPART1は堤さん×峰岸さん) では、どーもくんなどでも有名なドワーフのストップ・モーション・アニメーター 峰岸裕和さんと一緒にたっぷり2時間!アニメーションの世界に浸らせていただきました。

こま撮りイベントということで、峰岸さんによる職人技の数々を目の前で見ることができる!ダムキーパーのブタくんの人形を使ったストップモーションのアニメーション現場を覗くことができる!とても貴重な滅多にない機会。いずれはアニメーターになりたい、と夢を描いている方も会場には数多くいて、峰岸さんが見せる的確でしなやかな一連の動きや発する言葉にみな集中。どういう人がアニメーターに向いているのか、、、という質問にも「熱意と楽しめること」と特別な要素ではないけれど、でも根本にはそれが一番大事と。テクニックだけでなく、それらも持ち続けながら40年近く現役の姿には物凄い説得力。
そんな話も時折ひとつひとつブタくんを動かしていきながら(大体2mmぐらいですって!)、スットプ・モーションならではの"愛らしい動き"を吹き込んでいく峰岸さん。動かせないものはない、と言っていた後ろ姿、めちゃくちゃ格好良かった!次ぼ世代にもしっかりと繋いでいかなくはいけない姿でもありますっ!

そしてイベント中盤にはサプライズでスクリーンに堤さんも登場!
サンフランシスコからskypeで〜というプランだったのですが、まさかの回線不調でこちらもかなりこま撮りな様子に…。まさかの展開、まさにLIVE!!という状況でしたが、逆にお客さんもそれを楽しんでくれて、何よりでした!堤さんにも本当に感謝です〜。
という、気づけばあっという間な2時間。
堤さんや峰岸さんだけでなく、他のスタッフの方含め、素敵な方々と一緒に今回イベントができたことはとても楽しく、刺激的でした!


僕自身も幼い頃、アニメーションに魅せられたひとり。
今回自分としても新しい形でアニメーションに携わることができると感じた時間でもあり、アニメーションが持つ魅力と世界、そして物語にもっともっと関わっていけたらなと思っています。
みなさん、ありがとうございましたー!
次の機会を楽しみにしていますね。

最後はブタ君のどーもくんver。笑

Sunday, 24 April 2016

トンコハウス展



新橋のリクルートクリエーションギャラリーG8で開催中の"トンコハウス展"。
PIXARでアートディレクターを務めていた堤大介さんとロバート・コンドウさんによるアニメーションスタジオの展示です!

J-WAVEの番組"ZAPPA"でも紹介させていただいて、まだオープンする前の絶賛製作中の時間帯(バタバタの中ありがとうございました!)に伺ったのですが、実際に堤さんにもお会いし、色々とお話も聞くことができました。
世界各地の映画祭で受賞をし、アカデミー賞にもノミネートされた"The Dam Keeper"や次回作品の"Moom"を中心にたくさんのアートワークがこれでもか!っというくらい展示されています。会場を回りながらも、まさか日本でこんな風に"製作現場"の表と裏を見せてくれるなんて…という驚きとともに、「待ってましたー!」という気持ちですでに何度もお邪魔しているんですが、作品における原画展などは通常あっても、ここまで見せてくれる空間というのは他にはない、逆にこんなに公開しちゃっていいんですか!?と心配になってしまうくらい。

"The Dam Keeper"はPIXARのようなオールCGではなく手描きで描かれたアニメーション。言葉はなくともそこから全ての感情が伝わってくるような温かみのあるタッチで、全体のトーンが素敵。吸い込まれるなぁというくらい、絵自体が持つ力をあらためて感じます。どのシーンも額縁に入れたくなるような、美しい絵の数々。
光、影、構図、色、動き方などなどあまりにも自然過ぎて、観ているこちらがすんなりと受け入れて特別気づかないようなことにまで、細部にわたってとても綿密なんです。絵描きの目を1日でもいいから、借りたいくらいです!
きっと世界が違って見えてくるんだろ〜なぁ。


忠実に再現されたブタくんのダムの小屋は、本当に動かせるという徹底ぶり。
(※実際に直接触れることはできないですが!)


映画の中でキツネくんが描いた絵も飾ってあります。
この絵が、物語のKEYでもあるんですよね。



会場には"The Dam Keeper"以外にも、Future Projectとしてまだ映像化されていない未発表のものも個人的にはこのコーナーにニンマリ。
ちょっとしたストーリーの欠片を読みながら、絵の一部のイメージボードを観ているだけで一気に魅了されてしまいました。ここからどんな物語が広がっていくのだろうか、どんなキャラクターが描かれているのだろうか。堤さんとロバートさんを中心としたトンコハウスの方々が、日々どれだけ作品作りに向き合っていらっしゃるのかがそれだけで感じられるようなものばかりでした。


こういう普段描かれていたであろう、スケッチブックも。
壁にも手描きの絵があったり、隠れイラストがあったりと遊び心もたっぷり。


トンコハウスの姿が作品を通して見えてくる中で、「なぜ、それをつくるのか」ということに一番こだわっていると言っていた、堤さん。今は得意とするアニメーションをつくっているけれど、アニメーションに限らずいろんな形で伝えて物語を伝えていくことも考えているそうです。堤さん曰く、ロバートさんが「公園をつくりたい」なんて話もしていると言っていましたが、トンコハウスがつくる公園がどんな風になるのか、それを考えるだけでもとても面白くて、楽しくなってきます。
そしたらそこに芝生で寝転がりながら野外映画が観られる場所もぜひつくってもらいたいですね!

トンコハウスという場所は、単に作品をつくっていく場所ではなく、さらにその先を見て誰もが物語を通じてその場所に入りたくなる、そして優しく受け入れてくれるようなところなんだな、と感じています。


こちらのトンコハウス展は、会期期間が延びて4月30日土曜日までの開催。
また29日の祝日の金曜日にはストップモーションアニメーター峰岸裕和さんによる"こまどりライブイベント第二弾" (第一弾は堤さん×峰岸さん)があるのですが、このイベントにMCとして参加させていただきます!なんとも光栄な!ラジオ番組でも様々なアニメーション作品の紹介や監督にインタビューさせてもらうということは何度かありましたが、今回はライブイベント。その場でアニメーションを製作していくところに立ち会うことができるんです。
これはアニメーションLoverとしてはもう堪らない時間!

ぜひお時間ある方は、ご参加くださいね。
詳細はこちらからチェックしてください。


トンコハウス展「ダム・キーパー」の旅
@リクルートクリエーションギャラリーG8
4月30日土曜日まで





Wednesday, 30 March 2016

舞台、逆鱗。



これはまたNODA MAPイズム満載な衝撃的な作品でした!

相変わらず阿部サダヲさんの演技はすごいなー、ぶっ飛んでるなーなんて思いながら、井上真央さんの新境地?的なエキセントリックぶりにちょっと驚きニタニタして、池田成志さんはさすがの存在感。テンポ早く進んで行く野田劇場に振り落とされまいと、目と耳をしっかり開けて観ていましたが、あのボリュームどうやって覚えているのだろうか。
セリフ回しがほんとに早いので、たまのジョークも付いていくのがやっと笑。

"人魚"がモチーフということもあって(なぜ"人魚"なのか、あとになってドーンとだいぶ気持ちが揺さぶられる!)、海の中を描いたアンサンブルによる演出があるのですが、これがとても綺麗。アンサンブルの方々が左右に素早く、踊りながら、魅せる海の雰囲気はお見事!のひとこと。人の動きってこんな風にも使えたりするのだな〜と。
友人の黒田キヨシさんもあの中にいるはずでずっと探していたのに、動きが早すぎて、結局見つけられませんでした笑。ごめん!

最後には深い深い深海まで連れて行かれ、しばらくは海面まで浮上できない気持ちになってしまったけど、こんなに綿密な舞台、NODA MAPは観てるこちらも膨大なエネルギー必須。

さて次はなんだろうな。
楽しみ反面、何をしてくるか半分恐怖。

闘う準備、整えます!

Monday, 28 March 2016

Madonna LIVE!!!!!



思い返せばもうすでに1ヶ月以上も前!
マドンナのライブは本当に最高でした。
今までに見たライブの中でもダントツというか、どこを切り取ってもさすがのエンターテイメントで、目なんか瞑っている暇さえないくらい。
とはいえ、見えている景色がこんな位置からというほとんどバックステージ裏!笑
ステージのモニターが全く見えなくてとても残念…でしたけど、それでも抜群のステージングがMadonnnaなんですね〜。マドンナが出ていなくても変わらず楽しめる素晴らしい演出でしたから!




ニューアルバムを冠した"Rabel Heart Tour"ということで、メインはその中から…という感じではあったものの、往年の名曲のVogueやLike A Virgin、Taka a Vowなんかが流れるとやっぱり嬉しい。そう思うと、現在進行形のアーティストであるということ、すごいです。年齢をあらためて聞くと、あのダイナミックなステージで世界を回るなんて本当にタフだなーと思う。

19歳でアメリカの片田舎からたった35ドルほどを握りしめてニューヨークまでやってきた女の子が、いまや世界のポップスター・アイコン。そんなアメリカンドリームを掴むための下積みだって相当なものだったのだろ〜なぁと、なんだか思い巡ったりもしました。

そうそう日本好きのマドンナのライブ!といえば日本人ダンサーがいるので有名。もともとダンサー志望だった彼女なのでダンサーを揃えることにもMJくらい力を入れているそうなんですが、今回は以前NYで会ったことのある、Ai ShimatsuことAiちゃんがツアーに。2010年のころに出会った時には、「アーティストのバックダンサーとして踊りたい!」と言っていたAiちゃんも気づけばBeyonceやPharrel Williamsなど錚々たるアーティストと世界を舞台に仕事をしているんですよね。
なかなかステージまでが遠くて、双眼鏡を見ながらのライブ(初めて!)でしたがしっかり目に焼き付けてたっぷり楽しませてもらいました!エンターテイメントの世界はやっぱりいいな〜


p.s.
5万円のチケット購入しておけばよかったといまでも後悔…。

Sunday, 28 February 2016

絵本のハナシ (2)


絵も文章も、一目で大好きだ!と思った絵本がこちら。

「クジラにあいたいときは」
(原題: if you want to see a whale)
文 ジュリー・フォリアーノ
絵 エリン・E・ステッド
訳 金原 瑞人

カバーを剥がしてみると、こんなインテリアになっているんですね。


ちょっと写真だとわかりづらいけれど
グリーン寄りの紺色生地のテキスタイルに
彫るようにしてクジラの絵が描かれているんです!
こりゃ、やられたぜ!という素敵なデザイン。





多くを語ることなく
これといったストーリーがあるわけではなけれど
エリンさんの描く絵と一緒に
男の子のイメジネーションの海の中で飛び込んでいく感じ。

どうやったらクジラに会えるだろうか・・・
知っていても、なかなか会える身近な生き物じゃないから
思いっきりの想像力を働かせて、クジラに会いに行く。
男の子と一匹の犬との冒険。

とにかくエリンさんの絵が素敵すぎるんですが
これは…版画なのかな?面白いテイストの塗り方をしています。
シンプルなんですが、細かい緻密な描き方。
鉛筆との線の組み合わせが素朴でぴったり。

辿り着く最後のページ。
果たして、クジラにはあえるのか…
ぜひご自分の手でページを捲ってみてくださいね。



Saturday, 27 February 2016

アニー・リーボヴィッツ@TOLOT




まだまだ寒いけれど天気は抜群!ということで
東雲の倉庫地帯にあるギャラリー、TOLOTで開催中の
アニー・リーボヴィッツ「WOMEN: New Portraits」 に!


入り口には素敵な赤い重厚なドア!

六本木の駅からヒルズへと向かう長〜いエスカレーターのところにも
巨大な広告があって、すごい宣伝だ!と気になっていたのでした。

アニー・リーボビッツさんはフォトジャーナリストを経て
肖像写真家となった女性フォトグラファーの方で
名前は知らなくとも、彼女の作品や写真が使われた広告は
一度は絶対にどこかで見たことがあるはず。

たとえば
裸のジョン・レノンがオノヨーコさんを抱きしめている写真とか
デミ・ムーアの妊娠姿のヌードであるとか・・・
最近ではディズニーの世界を写真でリアルに再現したシリーズなど
おもしろい表現もされている方なんですよね。

そんな中で今回は"Women"にフォーカスをしたプロジェクトを展示。

アーティストから活動家、スポーツ選手や学者や教師にいたる
様々な女性が写真に収められていて
パネルボードに画鋲で貼り付けてありました。
(このシンプルな展示の仕方がすごく良かった!)
世界を男と女という二つのカテゴリーに分けるのではなくて
女性だけでもこれだけの多様性があって個性があるのだよ、と
アニーの目線であらためて人と向かい合ってみることができる時間。

展示エリアにはモニターを組み合わせて大きな画面に
写真を表示していたりもして
かなり大きなサイズで見ることもできます。
BGMにはアメリカンなオールドスクールのロックが流れているのもあって
(いた時はなぜかずっとBob Dylan!!)
ちょっと日本じゃない海外のギャラリーの雰囲気も味わえて
その空間にいるだけで心地よい場所でした。

そして何より、アニーさんが格好いい。
オープニング時には来日もしていて
来場者とのディスカッションも行っていたよう。
写真家でもあり母親でもあるアニー・リーボヴィッツ。
きっと、しなやかでエネルギッシュで魅力溢れるひとなんだろうな。

こちらの展示は3月13日まで!
お早めに〜。


p.s. 入場料は無料だし、アンケートを書けば無料のカフェラテもいただけちゃうんですよ。ぜひぜひ。




Monday, 18 January 2016

蜷川舞台、元禄港歌。




先週、こちらの舞台を観劇しました。
「元禄港歌」演出:蜷川幸雄

ほんとうに美しい舞台。
照明や素早い転換後に見られる舞台美術、物語を紡いでいく台詞、折り重なる悲しき宿命など肉厚な背景の上に素晴らしい役者さんが集まっていました。
ここ最近TVでもよく見かけることも多く、なんとも味を出される掴めない(役によって全然違うカメレオン役者!)空気を思っている高橋一生さん。主役食い級の演技がいつも目を引いてしまうんですけど、あらためてその経歴を調べてみたら、なんと…


"耳をすませば"の天沢聖司役の声を担当されていたとか。


知らなかった〜。
そんな高橋一生さんの役どころも、これまでにもまた観たことのない色がある役柄で舞台で見る姿というのもまた違うなと感じた役者さん。
そして段田安則さん、鈴木杏さん、宮沢りえさんというもう豪華この上ないキャスティンウだったんですが、その中でも群を抜いて舞台に重みを加えていたのが…


市川猿之助さん。


あの方の女方はすごいから…と以前から聞いてはいました。
今舞台でも"盲目の女芸人"として、母として、必死に暮らしている糸栄という女性役。大きな忘れられない過去ももっているという非常に深い役どころではあるんですが、その声の出し方といい、所作振る舞いといい、あれは…猿之助さんというより、糸栄本人を見ているようで、美しくもあり、陰影を強く感じるような鬼気迫るものでした。
歌舞伎役者としても常にチャレンジをされている方でもありますが、歌舞伎姿の猿之助さんの姿もぜひ見てみたいなと思います。

蜷川演出、ものすごく揺さぶられます。
36年ぶりに再演、という舞台だそうです!
ご機会あればぜひ。

Sunday, 10 January 2016

2016



謹賀新年。

新しい年のスタート。
年明けは、嬉しいことに日が昇る前からラジオで始まり
たっぷり食べてたっぷり寝て
ここから始まる1年の補給はばっちりできたかなと!

いまいちこれといって目標!!というのはないですが
やりたいことは沢山あるので…
逞しく、ずる賢く、しなやかに
止まらずに走り抜けることがまずは一番。

まるで、サルのごとく。(?)

遅ればせながらの新年ご挨拶です。
今年もどうぞよろしくお願いします。

A HAPPY NEW YEAR.



TAIKI YAMANAKA





Saturday, 26 December 2015

絵本のハナシ (1)

Merry Christmas, Happy Holiday!!
(ってもういまさら遅いけれど…笑)

1ヶ月にも渡るホリデーシーズンもこれにて締めくくり。
25日の朝は嬉しくもJ-waveでラジオの生放送で、1時間の間にこれでもか〜というくらいクリスマスソングをかけちゃいました。
クリスマスよ、ありがとう。また来年!


そんな聖なる季節が始まるころにずっと紹介したいな、と思っていた絵本です。

「ひゃくおんくまんのサンタクロース」
ぶん:もたいひろこ
え:マリカ・マイヤラ



まず、思わず目に飛び込んでくる表紙。
そして思わず手に触れたくなる装丁。
表面に、縦に線がはいっているような凸凹があるんですよね。
これ、すごくいい!!

サンタクロースの故郷でもある
フィンランドのシュルツ社から出版された一冊なんですが
もたいひろこさんの物語にフィンランドのイラストレーター、マリカマイヤラさんによる絵が合わさった日本とフィンランドの合作でもあります。
もうとにかくマリカさんのクレヨン?で描く絵がユニークで、ひとめ惚れものなんです。サンタの姿なんて、どちらかというと妖精のようでもあり、シンプルだからこそ色合いとか表情が細やかで、ストーリーの魅力を一層引き上げているなぁと。
クレヨンって、こんなに画材だったなんて
小さいころには思いもしなかったけれど
他のものじゃなかなかでない質感ですよね。



ストーリーというのも、また素敵。
本の帯にもあるように、"サンタクロースってほんとにいるの?"というきっと誰もが思うであろう、もしくは素朴すぎて子供たちに聞かれてちょっと戸惑う質問に、そーかそーか!と思わず納得なものがたりとなっています。
(でも、ちょっと大人向けかも!)

なんでもこの絵本は20年もの間、本にされずずっとあたためてきたものらしく、昨年やっとフィンランドから絵本化されたという作品なんだそうです。
サンタの母国も公認!の絵本ということなんですよね。
すごいすごい。

きっと毎年この季節が訪れるとふと頭をよぎる、サンタクロースの不思議。
この本で少しだけ、謎が解けてきたかも。



Saturday, 12 December 2015

日韓伝統音楽50

日本と韓国の国交が正常化してから50周年がたった今年2015。
先月、さらなる両国の発展を願って伝統音楽による音楽祭が
横浜のみなとみらいホールにて行われました。
《日韓伝統音楽祭50 -50年目・50歳未満の50人-》
(振り返りが遅くなって、ごめんなさい!)


日本と韓国から25人の伝統音楽が集結して次々と音楽を奏でていくというなんとも贅沢な祭りだったのですが、当日はJ-WAVEナビゲーターのレイチェル・チャンさんと一緒に(光栄にも!!!)ステージで進行させていただきました。

韓国からはSOULIGI、四界、キム・ヨンウさん、ユ・ビョンウクさん、キム・ボギョンさん、ユン・ソギョンさん、サインノリ、情歌楽会のみなさん。
日本からは高橋竹童さん、新良幸人さん、金城弘美さん、上妻宏光さん、TAKUYAさん、元ちとせさん、中孝介さん、藤原道山さん、田中奈央一さん、千葉真左輝さん、奥田雅楽之一さん、そして長唄は勧進帳を奏でていた演奏家の方々。錚々たるメンバーが集結でまさに雰囲気はフェス。4時間にわたる長尺にもかかわらずいらしていたお客さんたちも一緒に盛り上がる一体感で、伝統音楽のこれからの可能性とともに、あたらしい発見!もありました。

伝統音楽といえど、巡り巡って新しく感じるのかまるでアンビエント・ダンスミュージックというものも。特に韓国側のトリを務めていたサインノリの音楽は、グルーブ感満載でバックステージでかなりノリノリになってました笑。
奏でていたのでシナウィという朝鮮半島に伝わる即興的な合奏音楽。Jazzのようなスタイルでありながらも伝統楽器ならではのサウンドがとても刺激的でした。ユニットの名前である"サインノリ"が"4人で遊ぶ"という意味だそうで、このあたりの感覚が現代風なのかな?帰ってあたらめて聴いてみたい〜と思って検索してみたもの、どこにも存在せず!
たしかにここに出演されていた方々の楽曲は韓国のニッチなレコードショップに行って、CDがあるかないか…という風にも言っていたぐらいなので。いつかまた見てみたい、聴いてみたい方々です!!
日本と韓国のコラボ、上妻宏光さん(三味線)+TAKUYAさん(太鼓)+ユ・ギョンウクさん(杖鼓)による演奏もリハで初めて合わせたとは思えないほどのステージ、その迫力に圧倒されてしまいました!! いや〜凄かった!


レイチェルさんや、アンコールで素晴らしいソーラン節を聴かせてくれた
キム・ヨンウさんと一緒に。


三線の新良幸人さん、尺八の藤原道山さんとも。

日本国内で伝統楽器をずっとやっていてもなかなか一緒に演奏をしたり、顔を合わせるということがないそうで、今回の企画は演奏家の方々にとっても願ってもない貴重な機会だったそうです。ここから始まる何かが今後あるかもですよ!
まだまだ、いやいや、これからもっと気になる存在、伝統音楽。
ぜひ機会あればみなさんもぜひ。



Wednesday, 25 November 2015

Ryu Matsuyamaと。

音にもっていかれる、ということが音楽を耳にしていると感じることがあって
彼ら"Ryu Matsuyama"のサウンドが、まさにそうでした。

どんな方々なのかチェックしてみると
なんとも個性豊かで溢れすぎていて、しかも同世代。
これは番組に呼んで(本当に便利というか、半分公私混同!笑)
色々と話を聞いて、もっと多くの人にもっと遠くまで彼らの音楽を届けなければと、密かに思っていたのでした。

実際にお会いしてみて、ボーカル/ピアノのRyuくんもドラム/コーラスのJacksonさんも、そしてベース/コーラスのTsuruちゃんも、等身大でおもしろおかしくて、楽しい時間に。
てんでバラバラな3人のようにも見えますが、(「プライベートでは全く会わないよ!」と本人たちも言ってましたけど!) ラジオのトークの中でもちゃんとセッションがされている。それと、Ryuくんが言っていた「真っ白なキャンバスにそれぞれが筆をいれていく」ということ、そこから描かれる絵、どんなものなのか。音楽を通せば、しっかりと共通認識があるんだな〜とちょっと羨望な眼差しで3人と向かい合う、J-WAVEでの収録でした!

そして、先日の下北沢GAARAGEでのLIVE。
きっとMC全くなし(笑)で音だけ聴きながら彼らの旅を共にしていたら、きっと泣いていたろうなと思うくらいのセッション。すごいなーほんとに。
いまはまだ土から空に向かって飛び出したところなのかもしれないけれど、止まることなく、もっと外へ、世界へ、羽ばたいてほしいなぁと。根を張るよりもどこかまだある未開の地へと飛んで飛んでもっと聴かせて欲しい。
来年は2月にワンマンライブ。
これは、行かなかったら絶対損をする!!

そんなRyu Matsuyamaのニューミニアルバムは18日より発売中!


Ryu Matsuyama
 「Grow from the ground」


カバージャケットは、佐々木香菜子さんによるもの。
音から絵が見えてくる彼らのサウンドに添うような素敵なデザインです。
香菜子ちゃんのwebsiteもぜひ。

 Ryu Matsuyamaの3人にはまたスタジオに来てもらおうと思ってます。
楽しみ楽しみ!



p.s. ここのところ「Grow from the ground」をループでずっと聴いているのだけれど、なんだか物語が少しずつ見えてきて、これもしかしたら絵本にできるかも。とりあえず、描き始めてみようかしらん。

Monday, 9 November 2015

Haloweeeen!!

今年のハロウィンは前日が生放送ということだったのもあり
仮装、やったりました!



結構こういうのは抵抗ある方だったんですけど
やるならやりきらないとすまないタイプなもので、こんな姿に!
ナイトメア・ビフォア・クリスマスのジャック・スケリントン!!

やってみると楽しいもんで
なんだか新しい自分に出会えたような、もしやこれが本当の自分なのか…
見た目と心のギャップに葛藤しながらの生放送でしたが笑
周りのスタッフの方々には似合う〜と言われ
(似合うっていうのは褒められているのだろか?)
カビラさんとも番組前にぱちり!


ちなみに朝4時半にこのテンションです笑。

もちろん放送後は6ハロプロジェクトということで
六本木の街をクリーンアップしに、街へと繰り出しました!


大量のジャック・オ・ランタンでハロウィンムードを盛り上げつつ
街もすっきり綺麗になってミッション完了!
朝ごはんを食べて、J-waveに戻りましたが
このあとメイクを落とすのに大変でした〜。
来年メイクするときは、もっといいメイクアップ道具買おうっと。



Saturday, 7 November 2015

シアタートラムで"ゴードンとドーソン"



インパクトのあるビジュアル!と思っていたら
やっぱり成田久ことQさんが。(誘ってくれたのもQさんだからよく考えたらそーだよね!)
というわけで、先日初めて三軒茶屋のシアタートラム
そして初めてノゾエ征爾さんの舞台へ。

危うい夫婦のお話…と場内アナウンスにも
チラシにも書いてありましたが、次々と出てくるのは何かを探し続ける人々。
お互いを探し合う夫婦、ピザの配達先を探す人(この役者さんの一人芝居おもしろかったな〜)、結婚に向かうも何か噛み合わないカップル、逃げ出した虎を探す飼育員、オカマのオカマさんなどなど、ノンストップでオムニバスに舞台が様々に動いていました。
とにかく人の描き方がユーモアがあって面白いなぁと思ったノゾエさんの演出。
ときに色んな意味で危うい!方も出てくるんですが、今回のゴードンとドーソンは食?がテーマということもあってか、そんな個性もちょっとしたスパイスに、あ〜こういうことって結構あるかも!?なんて思ったりもして。

あと、舞台設定でいくと
ステージの真ん中に大きな長テーブルがひとつあるんですが
その下から人がでてきたり(いやいや何人入ってるんだ?と思いつつ)
食事の晩餐テーブルになったりと
かなり大役こなしていましたよ。
なんだか長テーブルの魅力も感じてしまったりして
気になる舞台美術の存在も。

うんうん、そうそう、見つけても次を探すのが人の性なのかもしれない。
ひとってそんな完璧じゃないのだもの。
じゃあお腹空いたしご飯でも食べようか!なんて思う舞台でした。
それでふと頭をよぎったのが"サマーウォーズ"。
みんなでご飯を食べるシーン。腹が減っては戦はできぬ、ということ。

舞台後はもちろん
千葉の銚子から取り寄せている美味しい魚が食べれる
三軒茶屋の、さんじゅうまるでみんなでご飯!
やっぱりごはんは大勢で食べる方が美味しいぜ。

総勢20人以上の大所帯!
ごちそうさまでしたっ。





Thursday, 22 October 2015

THE DAM KEEPER


一昨日、"THE DAM KEEPER"の上映を青山でやっている!
しかも最終日!ということを聞きつけて、
青山はTOBICHIへとすっ飛んでいきました。

THE DAM KEEPERは今年のアカデミー賞短編アニメーション部門に
ノミネートされていた作品です。(残念ながら受賞はならず!)
監督のひとりであるアニメーションアーティストの堤大介さんのことは
以前、たくさんのアニメーターやイラストレーターの絵を集めて
ひとつのスケッチブックにまとめた"SKETCH TRAVEL"から
知っていたこともあり、すごく気になっていた作品でした。


TOBICHIは根津美術館からすぐの場所にあるんですが、こんな建物が あったのか〜と思う、壁面の木の板が素敵な、物語が始まるとひっそりと出てきそうな、おとぎ話みたいなところ。

なんだか
秘密の会合みたいな
ちょっとだけ怪しげな雰囲気。
(気のせいかな?笑)
そんな中での映画上映会!

18分という
中身がぎっしり詰まった
THE DAM KEEPER。

ちいさな子ブタの主人公が、ちいさな街でおこる物語。キツネくんと出会って、何かが変わっていくこと、こういうことって自分や誰かの中にもあるな〜と思いながら、優しい光と色遣いに揺られて、ただじっとその世界に入り込んでました。
言葉はなく、ちょっとした表情の変わり様と描き方だけで、伝わってくるアニメーション。語りすぎず、でもちゃんと語ってくる。
次はどこで上映するのだろうか。

堤大介さんとロバート・コンドウさんの
TONKO HOUSE要チェックですよ!


p.s. ウェブサイトもこれまた素敵。
THE DAM KEEPER






Sunday, 13 September 2015

大地の祭!



今回のある意味、ビッグイベント…
"Yen Town Down"の復活ライブはきっと最高だったろうな、
と思いながら昨夜は過ごしていました。
そして越後妻有、大地の芸術祭は今日が最終日。

今月初め、季節の変わりどころで訪ねた祭は
地球が会場か!と思えるほど壮大で広大で
圧倒されたまま帰ってきました。
日本一長く、うねるように豪快に流れる信濃川。
その恩恵にあずかるようにグングン育つ豊かな作物と、
突然現れるアート作品たち。
地元の楽しいおばあちゃんたち。
あと温泉も。

作品として紹介されているものが見どころかというと
そういうことだけでもなくて
元々存在する自然の形と、
その自然の恵みを受けての生活と
きっとあらためて祝うこともないのだけれど
一括りで"お祭り"となっていた芸術祭でした。




雨も覚悟で向かいましたが
要所要所で、晴れの姿も見せてくれて
かなりラッキーボーイ振りを発揮した、ボクです。
(タレルの作品、金沢での悔しい思いも、この地で晴らしました!)
写真のスポットは"星峠の棚田"という場所で
時間は日の出後の、朝6時!
だれもいない峠から見下ろした日本の原風景は
なんとも格別で、これ以上美しいものなんてない!と思ったほど。

自然の中にひとが作った棚田は、アート以上にアート。
きっと生きていくために形作られた棚田ではあるのだけれど
こんなところにまでごく当たり前のように出てくる日本人の美意識、
あらためて凄いなと思う。
自分にもあるのだろうか?笑

そして、ここから美味しいお米が作られているんですよね。
コシヒカリは抜群の美味しさでございましたっ。


さぁ、ここからはずらっと見てきた作品たちの登場。
















羨ましいくらいにドラマチックで
行ってみて初めて体感できる、作品たち。
自然に溶け込んでいるものは、もはやインスタレーションのようでもあり
視線のその先には、空が、山が、田んぼが、川がある
あらためて日本の魅力を感じさせてくれるものばかり。

帰り間際に寄ったキナーレでは
こんなことも書いてありました。

「…それらの作品は自らが輝きながらも、その立地する地域、その集落、光景の魅力を明らかにする仕掛けです。」

仕掛けなのか!!と。
そして…

「美術とは、もともと自然・文明・社会と人間との関係を表す技術でした。越後妻有のこれらの作品は、文明の曲がり角にある現在、多くの人にとって暮らし方を遡り、今後を考えるための礎になると思います。」

「人間は自然に内包される」とも。

アートがもつ、潜在する役割。
もっともっとアグレッシブになっていく気がします。
また3年後、遊びにいくのがとても楽しみ。

p.s.
J-WAVEでの放送用に取材させていただいた
上郷グローブ座のレストランの方々、ありがとうございました!
同じテーブルを囲んだ上郷地区のおばあちゃんたちはものすごくファンキーで
ひとり一台軽トラックを運転して、来ていました笑。
おばあちゃんたち、元気でまたねー!!!