Friday, 16 January 2015

新春歌舞伎!


先日の新春の東京、浅草。
まだ午前中だったこともあり、周りには海外からの観光客の方々が沢山。
人力車のお兄さんも朝から張り切って、英語でガイドをしている風景も。
観光スポットではありますが、お正月の厳かにワイワイした雰囲気も味わえて、あらためての初詣気分にしばし浸ってしまいました。人形焼や甘酒に、目移りも沢山!


とはいえ、本当の目的はこちら。
新春浅草歌舞伎@浅草公会堂。

友人からチケットを頂戴したので初歌舞伎、行ってまいりました。席も抜群で前方花道の近く。気になる役者たちは、尾上松也さんなどを中心とした若手7人というエネルギッシュなラインナップでした。初めての歌舞伎ということもあり、事前知識もなく見たままを捉えてみようと構えていましたが、ん〜すべてを理解するには本当に難しい!というか言葉が日本語でも全く異なるので、頭フル回転も追いつかず、理解は断念。その分、目に見える俳優たちの動きに魅了されました。前方の席だからこそ見える細かい、目や顔の表情。なんだかダンスしているみたいで意外とコミカルなモーションもあり、物語もわかれば、より一層楽しめるんだろうな〜と実感。
幕間の時間も30分くらい空いたりと、余裕のある時間構成も慣れてしまえば色々と楽しむ時間帯にもなりそうで、知っていると知らないとでは観劇の楽しみ方も変わってきそう!伝統芸能を伝える同年代がいる中で、その魅力をもっと知りたいなーと思います。
次は是非とも歌舞伎座へ。

Wednesday, 14 January 2015

1988+27


新年明けました。2015年。未年。
ゆっくりとした年末年始で、久々一家揃い家族団欒。
我が家は昔から食事中あまりワイワイガヤガヤという感じではないけれど
テーブルを囲んでの食事はやっぱりどこか嬉しい。
それもあっては、たらふく食べて満腹なお正月でした。

もちろん今年こそ、カタチにしたい年。
気合い十分、準備万端。
まだまだ十分な大人にはなれないだろうなと成人の日を過ぎて思うけれど
風に揺れる樹々にように、草花のように
しなやかに
折れなければいいのだと
これからも変わらず迷い戸惑いながらも
奮闘していければと思います。
巻き沿いにあったら申し訳!

今年も変わらず宜しくお願いいたします。
謹賀新年。

Friday, 14 November 2014

シマダテツヤ、イラスト展。



中目黒の目黒川沿いをゆったり歩ききった先にある81books。
こちらのギャラリーにて現在展示を行っているのが、シマダテツヤさんです。
シマダさんは鎌倉にある美味しいビストロのお店、callejero(カジェへロ、いつもスペル忘れて確認しちゃうんですが笑)での絵の常設展示やショップカードのデザインなども行なっています。アイコンになっている"ナイスなおやじ"もそう!
callejeroのinfoは→こちら

僕もcallejeroオーナーのショウタさんを通じて、絵を見て知って、イイ絵だな〜とずっと思っていた矢先、偶然この夏お店でお会い出来ました。

独特の雰囲気、無表情に見えてどこか愛らしく、クラシック。アンニュイな空気感。なんだかとても手元に置いておきたくなるような、絵の数々です。人物画が多いのですが、顔つきも多種多様で、「あっ、顔って少し不格好の方が絵になるなぁ」なんて思ったり。ついついそんな少しひねくれているトコロに惹き付けられてしまうのです。
人間臭いって、やっぱり魅力ですよね。



いかがでしょう?
欲しいでしょ?
会場でも販売しているポストカードセット+Merry Chrismasなファンキーサンタのカードも併せて頂戴いたしました。ただいま僕の部屋の壁でも絶賛展示中でございます。

そうそう、もちろん見て頂きたいのは会場で展示されている"生"の絵で、シマダさんが筆を下ろした原画たち。鉛筆の筆跡や、背景に使用しているマスキングテープ!のエイジング具合など、じっくり人の顔を見る様に覗くととても面白いです。本当に色んな顔があるので、中には誰かに似てる?いや、自分に似てる?いやいやシマダさんご本人だろうか?たくさんの出逢いを絵の中から見つけてみて下さい。
絵は紙の上で生きているからこそ、本や印刷物の上ではなく原画で見た方がいいのだと思います。昨夜は在廊していたシマダご夫妻ともクローズまで長々とお話させてもらいました。絵のこと、美術館のこと、ピアノのこと、本のこと、色々と。
おもしろいこと、話してくれますよ笑。
そういえば、最後に、この本買います!と言った"Pianist"という言葉のない絵本がありまして、結局非売品!!!というまさかのオチがありましたが笑、是非こちら捲ってみてください。絵って、純粋におもしろいな〜とつくづく思うばかりです。
「迷ったら、引くこと」とおっしゃっていましたが、まさに!の絵がありますのでお楽しみに。

展示会開催は中目黒、81booksにて12:00〜20:00。
明日15日の土曜日までなのでお早めに!


Wednesday, 12 November 2014

One Big Ball

まさかバスケットボールとは…

スポーツといえばずっと学生時代サッカーをしていて、同じ球技でもテレビ観戦含めてもしかしたらこれが一番縁遠かったかもしれないなと今になって気付く。
が、しかしこのちょっとザラッとした茶色いバスケットボールは僕の目の前に転がってきた。今の仕事であまり意識に入っていなかったスポーツMCというお仕事でしたが、先日NBL(ナショナルバスケットボールリーグ)に属している、"つくばロボッツ"のホームゲームで場内MCとして、携わらせていただきました。
2節分のホームゲームに参戦しましたが、どちらも敗戦(週末に2戦続けてあるので、計4敗)。最初は試合の進行、ルールの把握、選手を覚えることで精一杯でしたが、徐々に試合のペースにも慣れ、試合中のシャウト!にもタイミングを見て言葉を選びながら、MCとしての役割をなんとか形にできることができたのかなと。もちろんまだまだですが!
それにしても、やっぱり負けると悔しくて。選手が一番悔しいのだけど、昨年からの新規参入チームのつくばロボッツ、なかなかチーム状況が思わしくなく、今シーズンもまだ勝ちがなく、リーグ最下位。試合終わって帰りの電車は僕自身も抜け殻のようになってます。

いつの日からか、勝負をすることがなくなってきて、目の前の相手に勝つか負けるかの真剣勝負を挑むことがないこの頃。「落ち込むのは、それだけ真剣だから」と最近読んだ本に書いてありました。真剣だ!なんて考えたこともなかったけれど、そう思うと、自分も真剣に闘って、力の限り声を振り絞っていたのかも。もちろん僕が実際にコートに立ってプレーできるわけではありませんが(体育の時間でバスケが一番苦手だったし…)、またスポーツという舞台に、チームとしての戦いに関われていることにい自然と嬉しさがこみ上げている感じがします。
サミュエル・エル・ジャクソンみたいなヘッドコーチがいて、全くフリースローが入らない外国人プレーヤーがいて、歴史がまだ始まったばかりの碧いチームに関われたのもなにかの縁。専属ではないのでまた次があるかはわからないですが、コート横で少しでも役に立てるように、お客さんが楽しんで試合を観戦出来るように、選手の力になれるように、プロバスケットボールがもっと活性化するように、これをキッカケに自分としてももっとチャレンジしていきたいと思います。
広い世界を見るのだ、ともっともっと自分に言い聞かせて。

Wednesday, 5 November 2014

HAUSCHKA



渋谷WWWで行なわれた、ドイツのピアニストHAUSCHKAのLive。
以前プロモーション映像を見たことがあり、ここ最近気になっていた存在だったのですが、ちょうどJAPAN TOURの締めくくりということでグッドタイミングで東京に!
生の"プリペアドピアノ"は思っていた以上にエキサイティングで格好よかった。

HAUCSHKAご本人はというと、ドイツ人らしくスラッと大きい身体に、アーティストというよりはどちらかというと学者風でスマートな風貌。登場後のイントロダクションでは、たまに知的なジョークも入れながら「カフェとかで演奏するよりも、ここWWWみたいに低音が響く場所が好きなんだ」とか今回残念ながら共演できなかったヤン富田さんへの言葉を残していました。
ライブ内容は、HAUCSHKAも話していたようにいくつかのアルバムからのRemix。とてもリズミカルなものもあれば、ClassicのようでもありJazzっぽくもあり、YAMAHAのグランドピアノだけとは思えない音の多彩さに釘付けでした。弦の部分に様々な"モノ"を置いたりテープを貼ったりするだけで一見シンプルに見えるその作業も、音を通すと広がるバリエーション。原始的でありながら、生まれる音楽は宇宙的でもあり、幻想的でもあり、心地よいアンビエントさが堪らなかった。ピアノなのに時折どこか民族的な弦楽器の音色が聴こえてきたりと、知らない土地へとサウンドスケープしていく感覚も。
最後のピンポンボールを入れた演奏は、見ていても面白いし、見た目のおもちゃ箱のような陽気さに反したユニークな音楽性はとても魅力的でした。

あっという間の1時間半。
いくつかCDもあらためて聴いてはみたいと思うけれど、きっとLiveがイチバンだと思うのは間違いないかな。Bassが思い切り強いところで是非次も!

Sunday, 28 September 2014

南の島の色と。



暑いところほど、普通だったらマッチしないような色同士も
不思議とお互いの主張を讃え合ってる気がする。
カラフル万歳!



海の中は、はじめて出逢った色で
もうちょっとだけ人魚に近づけたら良かった。
まだまだアタシは人間だ。

水の音

この展示を見に行った頃はまだまだ暑さも一入で、最寄りの恵比寿駅からの道程もとても長く感じられたなぁ、と思い出してみる。少しばかりの上りの傾斜にむき出しの敵対心でなんとか辿り着いた場所。
今年の夏のこと。涼を獲りにひんやりとした山内美術館。


美術館というと、企画展など海外からやってくるものが大半で西洋画には結構馴染みがある反面、"日本美術"には触れる機会も今までほとんどなく、うん、見てみたいと思っていたところだった。というのも、しばしば日本画家である千住博さんの影響がとても強かったのだと思う。実際に千住博さんの著書を手にすることが多く、そこから「アートって何?」といったような自分で考えても堂々巡りで絶対に答えに辿り着かないであろうことを色々と教えていただいた。美術館の巡り方も、アート作品の捉え方も、一見自由で十人十色であるはずのものであってもなかなかわからない!ものもあるので、堅苦しそうに見えるものでも柔らかく、楽しく魅せてくれる千住さんの言葉選びには目から鱗でした。
そして日本美術ということも。

展覧会のタイトル通り、日本美術の中でも"水"をテーマにした作品選びとなっていて、歌川広重から現代の千住博さんまで時代もスタイルも幅広く勢揃い。
水をどうやって描くのか…これは本当に日本だからこその表現なのかもと感じる、目にも新鮮なものばかりでした。水の色や流れ、水面、雨の情景など水といえど沢山の姿形があるなかで使い分けていく技法や感覚。ダイナミックな構図でありながらも繊細な筆遣いがされているのは、やはり水もそうであるからかもしれない。なんて難しく考えなくても、いるだけで水の音が聴こえてきそうな空間!
なかでも杉山寧さんの「潤」という作品はかなり見入ってしまいました。麻布に深い群青色と白を使い分けて描かれた絵でしたが、神秘的でなぜだか惹き付けられる青は抜群の存在感でした。他にも千住博さんのウォーターフォールや若き日の作品で、木目を生かして水面を表現されているものなど、日本美術のおもしろさ、十二分に体感してきました。

派手やかさのあまりない日本美術だからこその、日本人が持つ奥ゆかしさや謙虚さ、丁寧さは絵であっても伝わってくる。一般にいうアーティストというよりはコダワリ抜いた職人だなぁと思ってしまう。うんうん、日本画、まだまだ見なくては!