Monday 18 January 2016

蜷川舞台、元禄港歌。




先週、こちらの舞台を観劇しました。
「元禄港歌」演出:蜷川幸雄

ほんとうに美しい舞台。
照明や素早い転換後に見られる舞台美術、物語を紡いでいく台詞、折り重なる悲しき宿命など肉厚な背景の上に素晴らしい役者さんが集まっていました。
ここ最近TVでもよく見かけることも多く、なんとも味を出される掴めない(役によって全然違うカメレオン役者!)空気を思っている高橋一生さん。主役食い級の演技がいつも目を引いてしまうんですけど、あらためてその経歴を調べてみたら、なんと…


"耳をすませば"の天沢聖司役の声を担当されていたとか。


知らなかった〜。
そんな高橋一生さんの役どころも、これまでにもまた観たことのない色がある役柄で舞台で見る姿というのもまた違うなと感じた役者さん。
そして段田安則さん、鈴木杏さん、宮沢りえさんというもう豪華この上ないキャスティンウだったんですが、その中でも群を抜いて舞台に重みを加えていたのが…


市川猿之助さん。


あの方の女方はすごいから…と以前から聞いてはいました。
今舞台でも"盲目の女芸人"として、母として、必死に暮らしている糸栄という女性役。大きな忘れられない過去ももっているという非常に深い役どころではあるんですが、その声の出し方といい、所作振る舞いといい、あれは…猿之助さんというより、糸栄本人を見ているようで、美しくもあり、陰影を強く感じるような鬼気迫るものでした。
歌舞伎役者としても常にチャレンジをされている方でもありますが、歌舞伎姿の猿之助さんの姿もぜひ見てみたいなと思います。

蜷川演出、ものすごく揺さぶられます。
36年ぶりに再演、という舞台だそうです!
ご機会あればぜひ。

Sunday 10 January 2016

2016



謹賀新年。

新しい年のスタート。
年明けは、嬉しいことに日が昇る前からラジオで始まり
たっぷり食べてたっぷり寝て
ここから始まる1年の補給はばっちりできたかなと!

いまいちこれといって目標!!というのはないですが
やりたいことは沢山あるので…
逞しく、ずる賢く、しなやかに
止まらずに走り抜けることがまずは一番。

まるで、サルのごとく。(?)

遅ればせながらの新年ご挨拶です。
今年もどうぞよろしくお願いします。

A HAPPY NEW YEAR.



TAIKI YAMANAKA